去年のいつごろからか、本を読むことにした。 小学生の頃はたくさん本を読む少年だったんだけど、中学に上がってから全く読まなくなってしまって、授業中とか暇だし、なんか本でも読むかという感じで、
ということで、去年読んだ本を紹介する。順番は適当。どれも読んだのはだいぶ前なので、感想もテキトー。今年のものは出揃ってきたらまたやる。
「世界史 上」「世界史 下」

- 作者: ウィリアム・H.マクニール,William H. McNeill,増田義郎,佐々木昭夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/01/25
- メディア: 文庫
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- 作者: ウィリアム・H.マクニール,William H. McNeill,増田義郎,佐々木昭夫
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2008/01/25
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マクニールの世界史。Civ5にハマっていて、ネットに「読むCivilization」と書いてあったので読んだ。面白かった。巨大な歴史のうねりというか、波動というか、「歴史の力学」みたいなものが説得力ある文体で書かれていて、感動した。マジで良いので世界史に興味ある人間は全員読んだほうがいいと思う。ただ、個々のことがらについて説明している本ではないので、そこの予備知識が必要(自分はそこがつらかった)なのと、翻訳が微妙で英語特有の難解な二重否定とかがそのまま残っていてつらい。
「マルドゥック・スクランブル」

マルドゥック・スクランブル The 1st Compression 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/10/08
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マルドゥック・スクランブル The 2nd Combustion 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/10/08
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マルドゥック・スクランブル The 3rd Exhaust 〔完全版〕 (ハヤカワ文庫JA)
- 作者: 冲方丁
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2010/10/08
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アニメ版は以前見た。読んでいる間ずっとハラハラしてた気がする。バロットちゃんが可愛い。ブラックジャックのシーンが圧巻で、これは文章で読まないと良さがわからないものだと思う。
「老人と海」

- 作者: ヘミングウェイ
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2014/09/19
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ヘミングウェイでこれだけ読んでないことに気づいて読んだ。2時間くらいで読み終わった。雰囲気がよくて、サクッと気持ちになれてよかった。それにしても、こういう類のものは訳書が乱立していてどれを選んでいいのか全くわからないのどうにかしてほしい。
「最終戦争論」

- 作者: 石原莞爾
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2001/09/01
- メディア: 文庫
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これはまあWikipediaを読めば良い。
ただ、「最終戦争」の結末を知っている立場から読むと滑稽で面白かった。
「1984年」
![一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫) 一九八四年[新訳版] (ハヤカワepi文庫)](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/41ZAgdWin2L._SL160_.jpg)
- 作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/07/18
- メディア: ペーパーバック
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独裁者を目指すにあたり、絶対に読んでおきたい本。SFと政治思想本が合体したみたいな内容で、二重思考の原理とかマジで面白いんだが、読んでいて疲れた。
「パラサイト・イヴ」

- 作者: 瀬名秀明
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2007/01/30
- メディア: 文庫
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学校のオタクに勧められて読んだ。良かった。ホラーっぽくて怖いが重くはないので読みやすかった。
「戦術と指揮」

- 作者: 松村劭
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/03/01
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ほしいものリストに入れていたら送られてきた。前半で作戦立案の基本的なセオリーが説明されていて、後半は「このシチュエーションで部隊をABどちらの地点に動かすか」みたいな問題と解答の形式になっていて、戦争がしたくてしたくてたまらないインターネットの皆さんにおすすめ。