#みねるばメモ

メモです

最近読んだ本

自分は本を買う際に5, 6冊まとめて買うことが多いから、このシリーズはそれを読み終えるごとにやっていくかたちになると思う。

「銃・病原菌・鉄(上・下)」

以前読んだ「世界史」とあわせて読みたい本。科学者が書いているだけあり、「世界史」よりは科学的・理論的・定量的な記述が多い。歴史の「なぜ?」の追究に主眼がおかれていて、地理的条件から歴史を考察するという手法は地政学にも通ずるものがある。ただ、古代以前についてにほとんどのページが割かれており、自分が一番知りたかった「なぜ中国・日本ではなく、西欧が覇権を握ったのか?」についてはさらっと触れられていたのみで、ちょっと不満。

「まんがで読破 純粋理性批判

純粋理性批判 (まんがで読破)

純粋理性批判 (まんがで読破)

クラスのオタクがやたらとまんがで読破シリーズを推してくるものだから、じゃあなんか読んでみよう、せっかくなら文体特有の良さが失われてしまう文学作品ではなく、長くて文章で読むとしんどい哲学系にしよう、ということで買った。良かった。この解釈で正しいのか、これで本質的な理解ができているのか、イマイチ不安なところではあるが、なにせマンガだと一瞬で読み終わるし、読むコストが限りなくゼロに近いから、活用していきたい。

悪童日記・ふたりの証拠・第三の嘘」

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

悪童日記 (ハヤカワepi文庫)

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)

ふたりの証拠 (ハヤカワepi文庫)

第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)

第三の嘘 (ハヤカワepi文庫)

面白かった。巻末・章末の終わりかたが秀逸で、次が気になり早く読みたくなった。文体は無駄な装飾がなく読みやすいもので、この淡々とできごとを述べていく文体は、逆に読者の想像力を喚起することで、死や戦争などの生々しい情景を浮かびあがらせるためものであったように思う。とにかく良かった。

以上。

東海道戦争」

東海道戦争 (中公文庫)

東海道戦争 (中公文庫)

筒井康隆の短編集。「堕地獄仏法」を目当てに買ったが、どれもきつい風刺のきいた秀逸なものばかりで良かった。自分は「やぶれかぶれのオロ氏」が一番好き。筒井康隆創価学会・右翼・メディア・フェミニスト・その他すべてをおちょくっていく態度は見習っていきたい。

「笑うな」

笑うな (新潮文庫)

笑うな (新潮文庫)

筒井康隆のショート・ショート集。「末世法華経」を目当てに買った。こちらの方は風刺というよりも純粋に面白いものや不条理なもの、意味不明なものなど様々あったが、どれも楽しめた。