本 20190619
僕はいつも文庫か新書みたいなちっこい本を適当に持ち歩いていて、1日5ページみたいな異常なペースで読んでいる。このようにして、1ヶ月に1冊くらい読むことができる。読んだ本を紹介します。今回はほとんど再読。
「日本の下層社会」

- 作者: 横山源之助
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1985/04/16
- メディア: 文庫
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日本史を学習した人にとっては横山源之助というのは有名な人物なのだろうか、俺は知らなかった。すごくいい本です。明治の日本で底辺の人々がいかにしょうもない暮らしをしていたのかというのがよくわかる。この本の良いところは明治日本の下層民についての幅広い話題をとりあげている所で、たとえば粗製濫造についてよくわかる。明治の日本ではなにかものを生産するときに曖昧な化学薬品をぶち込みカサを増やすということがよくあったらしい。
「読書について」

- 作者: ショーペンハウアー
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/09/25
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2回目くらい。俺は新訳というもののオタクなんだろうと思う。こういうときに必ず新しい訳書を選ぶ。この本は格好いいことが書いてあるのでつい読んでしまうが、内容は古典を読めって書いてあるだけなのであんまりアレだと思う。
「考えるヒント」

- 作者: 小林秀雄
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2004/08/03
- メディア: 文庫
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5回目くらい。音楽といいアニメといい本といい、結局俺というのは気に入ったものを何度も摂取しているだけの人間なのだ。だから数年前から全く成長していないし、今後も成長しないままだと思う。ところでこの本は、かっこいいことが書いてあって特に役に立つことは書いてないという感じの本です。
「論理哲学論考」

- 作者: ヴィトゲンシュタイン
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2015/09/25
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4000000回目くらい。人生で最も影響を受けた本だと思う。何度も何度も読んでいるがあまり理解できていない。とにかくこの本を読んで、数学や物理学などを頑張って、やっていきたい。
「アナリシス・アイ」

アナリシス・アイ サッカーの面白い戦術分析の方法、教えます (小学館新書)
- 作者: らいかーると
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2019/05/31
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これは本当に役に立つ本で、面白い。サッカーについて書いてある本は多いが、サッカーを見るためのフレームワークを提供してくれる本は珍しいような感じがする。まあサッカーに詳しくないのでよくわかりませんが。