#みねるばメモ

メモです

アイドルオタク復帰一年目総括

アイドルオタク的なことをやろうと試みたことはだいぶ昔から何度もあって、その最古の痕跡は 2015 年あたりにある。それからしばらくするとアイドル、というかライブに行くということ自体への関心が薄れていって、年間に数回しかライブに行かないという時期が続く。そして去年の 10 月 8 日にちょっとした縁でふらっといった現場が思いの外いい感じに一年以上続いちゃって今に至る。そういう感じなので、今行ってるところが俺が初めてまともにアイドルオタクしてる現場になる。前回の記事からだいぶ経ったので、現在のステータスを記しておきたい。ところで、僕の文章ではアイドルオタクのことはアイドルオタクと書くので、単にオタクと書いたときは別の何かを指しているということはあらかじめ了解されたい。

 

自分の趣向

一年強やってきたので自分の趣向がわかってきた。かつては曲さえ良ければよかったんだけど、2021 年においてはサブスクがあるので曲が良い程度のグループは大量にあることがわかった。復帰して以来、ステージを観ることができるようになったんだけど、俺の求める容姿のレベルは案外高いとわかった。楽曲と顔とスタイルとそこそこのダンス、歌は下手でもいいけど音源は嫌。だけど今あげた項目以外のものにより強い関心がある。文脈や意図が非言語的に示されることとか。ステージを観る感性は女オタみたいだと思う。

 

いま興味あるグループ

i-COL, じゅじゅ, MIGMA SHELTER, I'mew

 

主現場

とりあえず主現場があると色んなものを定点観測できたり,知り合いが作りやすかったり、名乗りの際に使えたりするので便利。だけど異様な頻度でライブを観ることになるので飽きる(一周回って楽しくなったりもする)から、それ以外のなんか面白みがあるところを選ぶべきだが、なんだろうね。とりあえず今のところより規模の大きいところは無理かな.

 

テンポと間

時間をプレゼンターが支配する娯楽と,時間をオーディエンスが支配する娯楽がある.アニメやステージが前者で,本や漫画が後者.僕は前者の娯楽には耐えられない質だったんだけど,気づいたら平気になってたのでステージを観ている.テンポと間を作品に含めることができるのは前者の娯楽だけなので,テンポや間に意図を込めている表現者はすごいなと思うし,それをちゃんと吟味できる受け手でありたい.

 

女を囲いたかった

おれは昔から女を囲いたかった.各ちんぽナイトが虎視眈々と狙っているんだけど,それぞれの実力が微妙であるがゆえに生まれる均衡と建前上のワイワイ感.俺も仲間に入れてほしいと思い近づくと,弾かれるか壊してしまうかのどちらかだったのでかなわなかった.どういう仕組みか知らないが,なんか金銭を介在させると俺も仲間に入れてもらえるらしい.そういうわけで,アイドルは絶妙に俺のこの欲望を満たしてくれる.「俺がアイドルを好きな理由は合法的に女を囲えるから」だと気づいてから,いろんなことがうまく言語化できるようになった.主現場はこの点で楽しいところにすべきだと思う.

 

多様性

アイドル現場はめっちゃ多様性がある.誰もが知る大企業の役員や大学教授のアイドルオタクもいれば中卒前科複数半グレ野郎もいるし,アイドルの方も年齢以外はマジいろんな人がいる.若い女が歌って踊ってサービスするという構造を固定するとそれ以外の部分がめっちゃ多様になるという現象は興味深いと思う.概して多様性というものはこのようにしてしか得られないのではないか,とさえ思う.偏差値 75 以上の男だけ集めると思想はめっちゃ多様になるみたいなね.俺たちはせいぜい何で差別するか選ぶことしかできない.

 

搾取

anond.hatelabo.jp

ちょっと前にこういう記事が多少話題になり,界隈からはいくつかの反論が提示されていたけど,僕はこういう構造はあると思うし,若い女からの搾取で成り立ってるグロテスクな産業に加担しているという自覚を持ってアイドルオタクしています(自覚アピール).まあアイドルまじでいろんな人いるんで,普段関わってる女性と分布が違いすぎてびっくりするよね.アイドル現場における人間同士の係争はだいたい異文化コミュニケーションの問題だとおもいます.

 

ロマンティック・ラヴ・イデオロギー

アイドル現場にはなんでもかんでも擬似恋愛的な文脈でしか解釈しない人がいて,まあだいたい低 IQ の定型発達っぽい人たちがやってる.せっかくたくさんの情報があるのにそういう風にしか捉えられないのはとても貧しいなと不憫に思う。というか端的にオタクっぽくない。こういうオタクじゃない人たちがチェキループして業界に資金を注入してくれるので感謝の気持ちもある。

 

hierarchy vs. heterarchy

アイドル現場には,どこかのグループの最前管理であったり,なんかの生誕企画グループであったり,名はないが確かに存在する謎の界隈であったり,曖昧な組織がたくさんある.いかにも効率の悪そうな金銭授受や情報伝達があって,政争っぽい何かがあったりする.良くも悪くも官僚型組織の対極にあるなと思う.内部にどんな力学が働いているのかについて,非常に興味がある.観察していきたい.

 

若者

現場には若者がおびただしい数いて、彼らは年齢が近いというくらいの理由でどんどん知り合って仲良くなっていく。ノンポリってこういうことなんだなと思う。彼らにはオタク特有の興味深さで事物を選別する感覚がない。おれはポリティカルな男なので今後も諸君を選別していく所存。よろしく。

 

枚数によるブランディング

ずっとライブ 1 回・演者 1 人につき 1 枚のルールでやってきた。最初このルールを作った理由は、アイドルオタクをしたいのであって労働をしたいわけではないから。

ブランディングの話。ツイートは流石に冗談だけど、とはいえコミュニケーションゲームなので意識的、あるいは無意識的に互いを値踏みしながら会話していると思う。なのでアイドルに面白がって欲しいなら枚数はそこそこにすべき。日本人は規則に弱い(トンデモ学説)ので、ルールなんでって言えば大体なんとかなります。知らんけど。

 

おわりに

なんか散文集みたいになった。句読点でパソコンで書いた部分とスマホで書いた部分がわかる。